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コミュ障の夫を照らす、太陽のような妻のお話。

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      2015/10/31



向日葵と太陽

人という生き物は、自分には無い何かを持つ他人に強く惹かれる生き物である。

性別や年齢問わずそのような相手に巡り合い、信頼する友となったり、異性ならば人生で唯一無二の伴侶として一生を送ることが出来れば、人にとって最高の幸せを得ることができたといっても過言ではないだろう。

僕は友達が少ない。いや、もしかすると居ないのかもしれない。でも、唯一無二の(勿論、これからもそうなれるように努め、願っている)伴侶ならいる。

僕に無いモノを、確実に、しっかりと持っている彼女に僕は惹かれ、尊敬さえしている。今日はそんな、妻とのお話でも書いてみようかな。

 

どこに行っても愛される彼女

みんなのアイドルを奪った男

10年近く経っても、第一印象から妻のイメージは変わっていない。眩しいくらい明るくて、よく笑い、社交的。

友達や同僚からもマスコットキャラのように愛されていたみたい。彼女が直線距離にして700キロも離れた我が町に来る日、JRで7時間かけて迎えに行った僕に対し、彼女の友達が僕にこう言ったのが今でも忘れられない。

「この子は私たちみんなのアイドルだから。」

だから―――そんな遠くに連れていってくれるな。―――大事にしないと許さない。友達がその後に続けたかったであろう文言が、僕でも容易に想像できるくらい、彼女は愛されていた。

そのあと僕が、その子になんと応えたのかは憶えていない。でも確かに心の中では「任せてくれ」と呟いたんだ。同時に、こんなに周りに大事にされているこの人を、本当に僕ごときが連れていってもいいのだろうかという不安のような感情も生まれた。

その感情は、二人の子宝に恵まれた今でも、完全に消え去ってはいない。

どこに行っても愛される人

それにしても彼女はどこに行っても愛される人である。

僕の両親も一発で彼女の虜になった。たまに僕の存在を忘れてるんじゃないの?ってときまであるくらい、嫁と姑は何やらいつも談笑している。なので味噌汁のおかわりはいつも自分で入れに行くのさ。

妊娠や契約の都合で、彼女はこっちに引越してから3社ほど勤め先を変えた。勿論、そのたびに職場のアイドルになる彼女。アイドルといっても、僕が思うに同性に特に好かれるみたい。

コッチで仲の良い友達も沢山できたようだ。その数は30ウン年地元で過ごしてきた僕のそれを遥かに凌ぐ。

 

コミュ障に悩むオッサン

ここまで読んで、お気付きになった方は多いかもしれないが、一応カミングアウトしておこう。

僕はコミュ障です。

―――コミュ障

コミュニケーション障害の略。ネットスラング。(中略)人とまともに話すことができない、極度の人見知り、どもり、対人恐怖症など。長年引きこもり生活が続くと発症しやすい。また、逆説的ではあるが、コミュ障の人は引きこもりになりやすい傾向にある。(はてなキーワードより)

僕は友達が少ない・・・いや、いません

「僕は友達が少ない」というタイトルのラノベアニメがありました。友達ができないと悩む主人公が、同じ悩みを持つ数人の女子と「隣人部」という部活を作り、友達を作るべく活動していくという糞リア充たちのお話。

まぁそんなことはどうでもいいや。僕は友達が少ないどころかいません。(お互い子供ができてから忙しくて会わなくなった友達は一人いる。)

学生の頃は全然気にならなかった・・・というか友達は人並みにいた。社会人になってふと気付くと、周りに誰もいなかったね。フヒヒ。

なにがどうなってこうなったのかという結論は未だ出ていない。いや正確には、なんとなく結論を出すのが怖い。この気持ち、同じコミュ障を持つ人間なら理解してくれるかもしれないな。

子供にコミュ障を伝染すのだけは全力で避けなければ

先日、保育園の親子遠足に夫婦で参加したときのこと。

我が子と二人で歌に合わせて踊るというレクリエーションがあった。その中で、子供と手を繋ぎ、他の親子たちとも手を繋いで大きな輪を作ろうという遊びがあったんですよ。

ふと気付くと、周りには大きな輪が数個できていた。しまった―――と思ったが時既にお寿司。あっけにとられている長女の反対側の手を取り、二人だけでぐるぐる回ってその場はなんとか誤魔化した。

その遊びはその後も続き、なんとか輪に入れてもらい失敗したのは最初の一回だけで済んだが、その時の不安そうな長女の顔はしばらく忘れられそうにない。

これからは子供のために全力で努力をする。子供にコミュ障を伝染さないために。それでもオヤジが子供の足を引っ張るような事態に今後も陥りそうになったら、このようなコミュニティに参加することをスパっとやめようと思う。

コミュ障を子供に伝染すのだけは、死に物狂いで避けなければならない。絶対に!!

 

もしかしたら妻も・・・

口では昔から威勢の良い事を言う僕だが、実態はこのように、ただのコミュ障である。それゆえ、自分に自信が持てない。四十路前になった今でさえも。

子供たちはそんな自分を全力で慕ってくれる。いつもまとわりついてくれる。コミュ障の僕がなんとか自分を保てているのは、子供たちのおかげであることは間違いないだろう。

では妻はどうなんだ?学も無い、名誉も地位も、カネも無い、何一つ持ち合わせていない(おまけにコミュ障)この男を何故彼女は選んだんだろうか?

使い古された臭い例えではあるが、妻は僕にとって太陽のような存在である。僕に無いものを持っている妻を尊敬していることを、妻はきっと知らないだろう。

でもそう考えると、もしかしたら僕も、妻に無い何かを持っているのかもしれない。そしてそんな僕に惹かれてくれ、今もこうして隣で微笑んでくれているのかもしれない。

それがなにかまではわからないし、わざわざ訊ねるのも照れくさいので訊こうとも思わない。でも、いつも笑顔で接してくれる妻のお陰で「さぁ、今日も頑張ろう」と思える自分は、幸せ者なんだろうなぁ。




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