一眼レフ撮影初心者講座!露出と絞りとシャッター速度の関係まとめ

一眼レフカメラ

相変わらずの一眼レフカメラ初心者しろうめず@ShiroUmezです。

僕も早く、思い通りのかっこいい写真が撮影できるようになりたいのですが、焦らず、まずは基本からじっくり勉強しております。

今日は初心者が初心者に教える一眼レフカメラ撮影の基本、露出と絞りとシャッター速度の関係についてまとめておきたいと思います。部屋とワイシャツと私の関係ぐらい重要ですよ今日は!

 

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露出とは写真の明るさのこと

まずは露出について。

露出とは簡単に言うと写真の明るさのこと。ちょっと詳しく言うと、カメラが取り込む光の量(光量)のこと。

すなわち写真を撮影するうえで、適度な露出となるよう意識する事は、常に気を付けておかなければならない超重要項目であるわけですね。

さて、ではその露出ってのはどうやって決定されるのか。要は、写真の明るさを決める要素はなに?って話。

基本的に露出は、絞りとシャッター速度によって決まります。

絞りについて

絞りとはカメラ内部にある複数枚の羽のようなモノで形成されている部分。これを開くと沢山の光を取り込み(明るくなる)、絞ると少量の光を取り込む(暗くなる)ことができるのです。

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絞りについて詳しくはコチラ↑を参照ください。

シャッター速度について

シャッター速度とは、シャッターを切るスピード・・・って読んで字の如くですね。早くしたり遅くしたりできるんです。

シャッター速度を速くすると、動いている被写体の動きを止めて撮影できます。例えば走っている子供を止めて写したいときや、水の流れを鮮明に写したいときなど。

逆にシャッター速度を遅くすると、被写体を流動的に撮影するコトができます。走っている車のスピード感を出したり、川の流れに流動感をだしたり。実際に見てみましょう。

まずはコレ、シャッター速度を速くして水流を鮮明に撮影したもの(シャッタースピード1/50秒)。

ss1-50

次に、シャッター速度を遅くして水流に流動感を持たせたもの(シャッタースピード1/3秒)。

ss1-3

川の流れの違いがわかると思います。

ホタルの光の軌跡を上手に撮影する方法もこの「シャッター速度を遅くして撮影する方法」を使います。ちなみにホタル撮影は、ちゃんと勉強してから挑戦しないと、このようなふざけた写真になるので注意しましょう↓

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いや本人は至って真面目なんですけどね・・・。

 

絞りとシャッター速度で露出が決まる

上でも述べましたが、露出とは明るさのコト。露出は、絞りとシャッター速度の組み合わせで決定されます。それは一体どういうことか?僕の書いた芸術的な図で説明します。

roshutunokankei

上手でしょ?

この図は、露出と絞りとシャッター速度の三角関係を、水道の蛇口に例えたもの。この絵心たっぷりの図さえあれば充分な気がしますが、一応説明しますね。

  • 水道の蛇口 = 絞り
  • 水がコップに貯まる速さ = シャッター速度(SS)
  • コップに貯まった水の量 = 露出

に例えています。すなわち、同じ量の水をコップに貯めたい場合(同じ露出)、

  • 水道の蛇口を一杯に開き、コップに水を貯める時間を短くする(絞り開放&SS速く)
  • 水道の蛇口を絞り少量の水を出し、コップに水を貯める時間を長くする(絞り絞め&SS遅く)

といった2パターンがあるわけですね。

 

カメラが自動的に調節してくれる

カメラの操作で「マニュアル(M)」にすると、露出を自分で決めなければならない=絞りとシャッター速度の両方を自分で決定することになります。初心者のうちはコレがなかなか難しいので、カメラの機能に任せてしまうのもアリ。

各モードを、我が家の一眼レフカメラ「キャノンEOS Kiss X7」のケースで説明致します。

シャッター優先AE(Tv)モード

被写体の明るさに応じて、カメラが自動的に絞り値を決定してくれるので、露出を気にすることなく自由にシャッター速度を変えるコトができるモードです。

上に掲載した川の写真はこのTvモードで撮影しました。

絞り優先AE(Av)モード

コチラは逆に、被写体の明るさに応じてシャッター速度をカメラが自動的に決定してくれます。なので、撮影者は露出を気にせず自由に絞り値を変更するコトができるわけです。

背景をぼかした写真を撮ったり、全体をクッキリ鮮明に撮影したりできます。

露出補正で光量を調節

上記のモードでカメラが決定した露出が、撮影者の希望する明るさと違う場合は、露出補正という機能を使って明るさを自分で調節することができます。

露出補正は明るくすることも暗くすることもできます。露出補正についてはコチラも覗いてみてください↓

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ちなみにもう一つある応用モード(プログラムAE(P))は、露出にあわせて絞りとシャッター速度をカメラが自動的に決定してくれます。なので、オートモードに近い感覚で気軽に撮影することができます。

コチラは同じ露出で、カメラが選んだ「絞りとシャッター速度の組み合わせ」を変更するコトができるので、撮影者自身が露出を気にせずにシーンに合わせた撮影が可能なわけです。

 

【まとめ】露出をいつも意識しよう

露出と絞りとシャッター速度の関係についてまとめてみました。ついでに今までの【一眼レフカメラカテゴリー】で書いた記事がイイ感じにまとまったのが、個人的に嬉しいです。

初心者のうちはテクニック云々はちょっとだけ置いといて、この露出の基本を常に意識しながら撮影するよう心掛けましょう。

いち早く初心者の域を脱出したいしろうめず@ShiroUmezでした。では以上です!

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