妹は特別扱い?二人目の育児で僕が気を付けている3つの接し方

子育て

姉妹でおもちゃ

こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。

今日は、二人目の子供に対する子育てについて、僕がいつも気を付けていることを書いてみようと思います。我が家の場合は、今年2歳の次女に対する接し方についてのお話。

「二人目だからって特別扱いはしないよ、一人目と同じように愛情たっぷりで育てるだけだよ。二人目だからってなんで特別に気を付ける必要があるの?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。確かにその通り。

もちろん僕も、長女も次女も二人とも同じように可愛いですし、普段からなるべく分け隔てないよう接しています。

でも、次女が妻のお腹の中にできてから、今日までずっと気を付けてきたことがあるんです。

それは、次女に寂しさ劣等感を感じさせないこと。

 

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兄弟姉妹の差別化が激しかった時代の育児

妹に対する育児

僕には二つ年下の妹がいます。

数年前に嫁ぎ、現在は一児の母(子供は、ウチの次女と同い年のいとこです)。

お互い大人になり生家を離れるまで一緒に暮らしてきたわけですが、妹に対する育児と兄である僕に対する育児はちょっと違うものだったように思います。

長男坊である僕は、親や祖父母に特別大事に育てられてきたと思ってます。それに対し、妹へは雑というかいい加減というか。そこまででは無いにしても、自分の方が周りの大人から贔屓されている自覚があったんです。

「上の子は可愛い」という言葉がありますよね?やはり初めての子であり、特別な感情はあると思います。物珍しいから沢山構うしね。それがちょっと僕たち兄妹の場合、周りの大人が露骨過ぎたのかな?なんて思うんです。

大人になっても僻む妹

妹は30代半ばの立派なおばはんです。そんなおばはんが、未だに僻むんですよ、僕や両親に対して。

「子供の頃からお兄ちゃんばかり可愛がられてきた」「私はいつも我慢させられた」「喧嘩しても私の見方はいなかった」などなど。

これがね、兄である自分としては、超ウザい。もうめっちゃウザい。まーた始まった・・・ってうんざりするほどウザいんです。母は「そんなことない」ってケラケラ笑ってるんですけどね。

でも、妹のこの僻み(というかマイナス感情)は、笑い事では済まされない事態へと発展していったんです。

うつ病を発症

妹が20代半ばの頃、うつ病と診断されたんです。

きっかけは職場での人間関係。精神科で処方された沢山の錠剤により、どんどんまともに喋れなくなり、寝たきりに。当時独身だった僕は、毎晩隣の部屋でしくしくと泣く妹の声を聞き、いつも気が気じゃありませんでした。

その頃沢山妹と話をしたんですが、聞いてて思ったんです。うつ病の原因は、子供の頃から妹が感じてきた寂しさや劣等感によるものなんじゃないかと。

話を聞いてると「どうせ私なんて」という負の感情がダイレクトに伝わってくるんです。

その後無事完治

うつ病はその後無事改善。明らかに薬漬けにされていたので病院を変え、薬を大幅に減らしたこと。毎日家族みんなで妹の話をきいたこと、友達や彼氏(今の旦那さん)の支えなどあらゆることが良い治療法に繋がったんだと思います。

今では、そんな事実あったのかさえ疑わしい程元気に普通に暮らしています。

周りの大人の接し方に問題あり?

僕が勝手に思ってるだけかもしれません。うつ病の原因が幼い頃からの寂しさや劣等感によるものだって話。

でも当時兄である僕から見ても、周りの大人の妹への接し方で、妹のことが可哀想に感じることはちょくちょくあったんですよね。

両親はそれほどでは無かったんですが、祖母が特に凄かった。

「アンタは女なんだから、身の回りの事は全部自分でやりなさい!」と妹をしつけ、兄(僕)には至れり尽くせりの溺愛っぷり。

男は家を継いでもらわないといけない。女は嫁に出す。昔の人ですから、このような想いが根幹にあったのは確かだと思います。まぁ実際婆ちゃんいつもそう言ってました。

https://www.kangaeruoyaji.net/post-2706/

(※↑ウチの婆ちゃんについてのお話です。)

 

次女に対して僕が気を付けていること

あの頃とは時代も違うし、事情も違うので一概になにが良かった、悪かったとは言えないことはわかっています。

でも妹を見てて、寂しさや劣等感を感じさせないようにするってのは、二人目に対しては特に気を付けてあげないといけないんじゃないかと僕は思うわけです。

というわけで、僕がいつも次女に対して寂しさや劣等感を感じさせないように気を付けていることとは?ポイントは3つ!

同じように褒め、同じように愛情を注ぐ

長女のことも次女のことも、同じように褒めますし、同じように叱ります。

例えば喧嘩して二人ともがお父さんにチクリにきたら(よく来るんです、泣きながら)、二人に対して叱ります。姉には「妹ちゃんは姉ちゃんにこうされたから悲しかったんだと思うよ?」妹にも「姉ちゃん、妹ちゃんに叩かれて凄く痛かったんだと思うよ?」と。

褒めるときも一緒。どちらかを特別扱いしない。同じテンションで褒めてあげてます。

おさがりは仕方がない!問題は「喜んで着させる事」

兄弟や姉妹の性別が一緒だと特に、上の子のおさがりを着させますよね?よほど裕福な家庭でない限り、おさがりを着せるのは当たり前のことだと思うんです。

子供の成長ってほんと早いから、すぐ服が小さくなってしまうしね。捨てるのはもったいないもん。

そんなとき、「お姉ちゃん(お兄ちゃん)はもう着れないから」と下の子に着させるのではなく、「やったね!お姉ちゃんの着てた可愛いあの服、今日から○○ちゃんが着ていいんだよ!」と、喜ばせて着させるように気を付けてあげてるんです。

ポイントは「良かったね~!」を前面に出すこと。こうすることにより、妹(弟)は喜びます。

失敗すると、何年も根に持たれますよ・・・。「私にはいつもお古を着せて・・・」って。

写真やビデオは同じだけ残してあげよう

これほんと大事!世の、二人目三人目を育てられているお父さんお母さん、これマジで気を付けてあげてください。

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は写真がいっぱいあるのに、私のは少ない。」なーんて言い出します。子供たちが大人になり、何年経っても言われますよ?鬱陶しいほどに。

正直、親が気の毒になるくらい・・・。悪気は無かったと思うんですけどねぇ。

一人目は物珍しいから産まれた瞬間からバンバンビデオ撮影したりしますが、二人目のときはおろそかになりがち。気を付けましょう!

 

【まとめ】元気に健康に、拗ねることなく

次女に、二人目だからと劣等感を感じさせたり、「お父さんはお姉ちゃんのほうが可愛いんだ」なんて勘違いをして寂しさを感じさせたりしないよう、僕が次女に対して気を付けている接し方をまとめてみました。

育てたことがないのでなんとも言えませんが、男の子はそんなことないのかもしれませんね。女の子特有なものなのかも。まぁ自分が男だからわからないだけかもしれませんが。。

子供たちが二人とも、元気に健康に、拗ねることなく育ってほしいものです。

では以上です!しろうめず@ShiroUmezでした。

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