こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
今日は子供たちの保育園生活についてのお話を少し。
いやさ、二人の子供たちを保育園に入園させて8か月が経ったわけなんですけど、今の保育園に入れて本当に良かったわって思うんですよね。
(入れたくても待機児童問題で入れられないんだよ馬鹿野郎!との根本的な問題があることは承知してますが、今回のお話のテーマとはズレるので、その手の内容は割愛します。)
去年の今頃は、翌年から始まる子供たちの集団生活に、夫婦で不安いっぱいでした。あの頃の僕たちに訊かせてあげたい。この保育園に入れて良かったよ!子供たち、めっちゃ成長してるよ!って。
どこの保育園に入れるか悩んでいた
実は僕たち夫婦、現在は(僕の)両親と共に実家で暮らしてるんですが、子供たちの保育園入園直前の今年3月まではアパート暮らしをしていたんです。我が県は日本一の過疎地なんですが、その中では一番人口の多い都市で。
いつかは親の面倒を見に、墓を守りに、実家に帰らなければいけない。でもやっぱ帰りたくない・・・。だって今住んでる市のほうがいろいろ便利なんだもん。でもそうも言ってられない。アパート暮らし当時はそんな葛藤をいつも抱いてたものです。
どのタイミングでどの保育園に入れるのか
いつ実家に帰るか悩んでいました。
子供たちの成長具合に合わせて、保育園入園のタイミングで帰るのか、小学校入学のタイミングにするのか。
実家近くには保育園が一つしかありません。選択肢ゼロです。ちなみにここ、僕が幼少時代に通っていた保育園、いわゆる母校(母園?)ですわ。実家に帰るということは、この保育園に入園願いを出すということ。この保育園に入園するメリットは、
- 小学校もほぼこのまま同じメンバーで上がるので、子供たちにとって友達ができやすい(んじゃないかな?)
- 知り合いが多いので安心(今の園長先生は、当時(35年前!)の僕の担任だったりする)
- 田畑の広がるクソ田舎なので、自然に囲まれたおおらかな保育園生活が送れる(メリットか?)
対する、長女が小学校入学のタイミングで実家に帰るプラン。保育園を、実家よりも遥かに都会である、当時住んでたアパートのある都市で探すということになります。その場合のメリットは、
- 僕たち親の職場が近い(僕の場合車で5分)
- 周りにお店が色々とあるので便利が良い
- この便利な生活が少なくとも長女が卒園するまで3年間は続けられる(要は、実家に帰るまでの時間稼ぎができる)
といった感じ。見てくださいこれ。こちらのプランのメリットって、全部見事に親の都合なんですよね。
最終的に、子供たちにとってどちらがいいのかを考えた結果、夫婦で話し合い、保育園入園のタイミングで実家に帰ることに決めたわけです。で、今に至る。
この保育園で本当に良かった
さて、ここで冒頭の書き出しに戻るんですが、今の保育園(僕の母校ね)に入園させて本当に良かったよって思うんです。良かったと思える事柄を3点ほど挙げていきます。
友達がたくさんできた
一番良かったのはコレ。子供たちに、お友達がたっくさんできました。お父ちゃんは嬉しい!
というのも長女(現4歳)も次女(現2歳)も、コミュ障の父親に似たのかかなり引っ込み思案なところがあったんですよ。スーパーなんかで知らないおばさんに話しかけられると、顔をこわばらせて抱きついてくるし、親戚に会っても数時間は懐かないし。
公園に連れていくと、楽しそうに遊んでる同い年くらいの子たちを羨ましそうに眺めてるし(多分その子らは同じ保育園同士なんだとは思うけど)。
いやいや、どこの保育園に入れたって友達はできるよって思うかもしれません。でもなんというか、ウチの保育園、田舎だからか物凄くコンパクトなんですよ。長女の同学年は20人1クラスしかないし、このクラスが全学年のなかで一番人数が多かったりするしw
未満児(3歳未満)合わせて100人くらい。でね、長女はこの100人のほとんどの、顔と名前が一致してるみたいなんです。凄くない?コレ。友達100人できるかな?って唄じゃないけどさ、マジで100人いるんですよ友達が。
長女曰く、みんな大好きなんだって。保育園楽しいって言うんです。そう言ってくれるだけで、本当に良かった。
子供に団結力がついた
そんなコンパクトでアットホームな保育園に8か月もいると、自然と子供たちの団結力もつくようです。
色々な行事が行われました。遠足、運動会、生活発表会・・・。なかでもやはり運動会と生活発表会は、子供たちが初めて力を合わせて頑張る行事。毎日毎日練習して、僕たち親に披露してくれる初めての行事です。
みんなと一緒に踊ることが出来た
いやー、度肝を抜かれましたね、運動会。ちゃんと踊ってるんだもの。いつそんなことできるようになったの!?って。周りの子と息を揃えて、見事に演技ができるようになったんですよ、長女も次女も。
この日に向けて100人全員で団結して練習してきたんだなぁってのをひしひしと感じ、そんな子供たちが愛おしくてたまらなくなった行事でした。
生活発表会が終わったあとに・・・
そういう意味では12月に行われた生活発表会は、さらに子供たちの団結力に磨きがかかります。
歌にダンスに演劇に、全学年の子供たちが一生懸命頑張りました。驚いたのはこの後。生活発表会が終わり、帰宅してから長女が僕に言ったひとこと。
この時の長女の満足そうな顔が忘れられません。自分のことではなく、他のクラスのこと、生活発表会すべてが楽しかったか?って僕に訊いてきたんですよ。楽しかったと答えたときの、長女の誇らしそうな顔・・・。娘の成長に感動でいっぱいです。
知り合いばかりだから安心
僕の生まれ育った地元であり、人口の少ない過疎地であるが故に、周りは当然知り合いだらけ。これって(わずらわしい時もあるけど)やっぱり子育てをしていくうえで安心感がぱないですよね。
まず入園式のときから、園長先生に「○ちゃん(僕の名前です)!立派になったわねぇ!でも変わらないねぇ」と声をかけていただきました。地元に帰ってきたばかりで、緊張と不安でいっぱいだった僕は、一気にほぐれました。
園の送り迎えや行事のたびに、他の親御さんが気さくに我が子に声をかけてくれます。「○○ちゃん、またね~」って。勿論その親御さんは、僕の事を知っています。知っているからこその安心感があると思うんです。僕だってそうだし。
以前住んでたアパート近く保育園にもし通わせていたら・・・こうはいきません。だって、アパートの隣の部屋にどんな人が住んでるのかわからないくらいのギスギスですよ。ギスギスオンラインですよ。
そんな中で保育園に通わせたり、子育てをする―――。当然そこの皆さんは当たり前のようにやってるわけだからなんの問題もないかもしれませんが、僕個人の安心感でいうと、やはり現在の状況と比べると(想像ですが)・・・となるわけです。
妻もやはり「ここのほうが(子育てに関して)安心できる」って言ってくれてます。「××(アパート暮らししてた町)じゃこんなにママ友もできなかったと思う」とも言ってました。そう言ってくれる妻がいつも楽しそうで、僕も嬉しいです。
まとめ
そんなわけで、地元の保育園に通わせて本当に良かったです。
あのままアパート暮らしの街の保育園に通わせていたら、もちろん別の生活がスタートし、それなりに満足することもあったでしょう。想像でしかないのでなんとも言えないけどね。
タイムマシンがもし有ったら、ちょうど一年前の僕たち夫婦に聞かせてあげたいですね。(1年だけの結果かもしれないけど、)その選択は間違ってないよ!不安にならなくても大丈夫!って。地元に帰って良かったです。
ではでは、しろうめず@ShiroUmezでした。