こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
今日はちょっと育児話を。
いや~、最近もうね、子供が言う事聞きませんわー。お父ちゃん疲れちゃったよ・・・。たまにほとほと困り果てちゃうよ・・・。
ちょっと前にこんな記事を書きました。
一言で言うと、「子供が言う事聞いてくれない??だったら言わなきゃいいじゃない。」って記事。(一行でまとまってしまった・・・。)
これと似たようなお話になっちゃうかもしれないけど今日は、子供のしつけも大事だけど、子供のやりたいようにやらせてあげるのも大事かもよってお話。
魔の2歳児?魔の4歳児?
育児シーンにおいて、魔の2歳児という造語がありますよね。
2歳にもなると次第に人間的な言葉・語彙も充実し始め、親との会話も成り立つようになります。同時に自我も芽生え、今まで我々親がお世話していたことを、不器用ながらも自分でこなしたいという欲求が生まれてくるわけです。
その過程で発生してしまう、親と子の認識のズレ(親が「まだ(この子には)出来ない」と思うことでも、子は「自分でできる!」と率先してやろうとする事柄のズレ)をストレスに感じる親御さんたちが、魔の2歳児という言葉でまとめたりするわけです。
魔の2歳児
我が家でも最近は、毎日毎晩2歳児と格闘しております。昨夜もでした。
なんとかお風呂に入れ終わり、上がると裸で走り回る次女。この日は物凄く寒い日で、初雪まで降りました。
と言いつつパンツ放りなげて遊ぶ。何回か同じやり取りを繰り返し、やっとのことで自分で履くも、毎回必ず後ろ前が逆。もちろん直させてくれません。
そんなこんなで風呂上りから服を着るまでに30分近く要します。そりゃ風邪ひくわ・・・。
魔の4歳児
でもこれって2歳児のみにピンポイントを当ててますが、正確には「魔の2歳児以降」なんじゃないかって思うんですよね。というのも長女(4歳)、只今何度目かのプチ反抗期真っ只中。
いや、矛先はオヤジにのみなので、嫌父期とでもいいましょうか・・・。
~夕ご飯中~
理不尽過ぎるぜ・・・。
何故、子供をしつけるのか
ああしなさい・こうしなさい、これはいけない・あれもいけない・・・我々親は、普段何のために子供をしつけるんでしょうか?
人に迷惑をかけてほしくないから、行儀が悪いから、健康に良くないから、テストでいい点とってほしいから。。。色々理由はありますが、根本的には生活能力を付けてほしいからですよね?要は、自立してほしいからということです。
アレも自分でやりたい!コレもやりたい!お父さんは手を出さないで!自分でできるから!
これがもう2歳で芽生えちゃうわけですよ!これって凄くないですか?よく考えたら。
時間短縮に全力を注ぐ子育て
本来のしつけの意味はそこなのに、ふと気付くと中身が変わっちゃってることに気付きませんか?
要は、しつけとは本来、子供が将来自分の力で生活していける能力を身に付けさせてやることであるのに、いつのまにか我々親の時間短縮のためにしつけを行ってしまったりしてませんか?ということ。
子供が上手にお箸を使って食べられない → でも自分で食べたがる → (親的には)味噌汁ぶちまけるのが目に見えてる → ほらやった・・・ → 床や服の掃除をしなければいけなくなる → めんどくさいから親が「あーん」して食べさせる
完全に親の都合のためのしつけですよねコレ。本来の、子供を自立させるためのしつけなら、上手に箸がつかえなくてこぼそうが汚そうが、子供のやりたいようにやらせてあげるべきなんです。ほっときゃいーんです。
とはいえ、現代人は時間に余裕が無い。早く夕食を終わらせて、早くお風呂を終わらせないと、早く寝られない&寝かせてあげられない。早く早く!急いで急いで!
でもこれじゃあ毒親まっしぐらじゃないの?子供のことより自分のことばかり優先させてるわけだから、このまま続けていくと立派な毒親になってしまう可能性大です。
結果、時間短縮に全力を注ぐ子育てになってしまい、それを阻むのが2歳頃からなので「魔の2歳児」なんて言葉が生まれてしまうわけですよね。
【結論】味噌汁こぼしたっていいじゃない
自分でなんでもしたがることを、素直に喜んであげましょうよ!イライラしないでさ。(自分に言ってますコレ・・・。自戒の念。)味噌汁こぼしたら、拭いてあげればいいじゃない。
今、子供に向けて注意しようとしているその言葉、子供の自立を促すための言葉ですか?ただ単に時短のためになってやしませんか?口に出す前に一呼吸置き、頭の中で自分に問うてみるのはどうでしょうか?
忙しい我々にとって、時短は勿論大切です。普段の生活を時短することで早く床に就けるので、親子ともに健康にも繋がるわけだしね。
なかなかバランスの難しいところではありますが、そのあたりうまく調整して子育て頑張っていきましょうね!
ではでは、長女の理不尽な態度にたまに泣きそうになる、しろうめず@ShiroUmezでした。