次女2歳の誕生日!遠距離里帰り出産の不安もただの杞憂でした

日記

2年前の今日、僕と妻は遥か遠く、直線距離にして700キロ離れた場所に居ました。

その日の夜の夜勤のための準備作業をしていた日中、お昼ごはんを食べ終わった12時20分頃だったかな?突然、妻からの電話が。

「陣痛始まったかも」

実はこの日の1か月半前から妻は、2歳になったばかりの長女を連れて出産のために実家の長野県に帰省していたのです。

 

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里帰り出産に困惑する夫

そこからさかのぼること更に4か月前、つわりが徐々に落ち着いてきた頃、妻は僕に言いました。

「あのさ・・・向こうで産もうと思うんだけど、どう思う?」

その言葉を聞いた瞬間、真っ先に頭の中に浮かんだ言葉は「イヤだ」でした。

向こうってのは上記の通り妻の実家のある長野県。そしてここは山陰地方鳥取県。僕たちは遠距離恋愛の末結婚し、何もわからないこの土地に、妻はたった一人で嫁いできてくれたんです。

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「こっちで産むって言ってたじゃん。」「俺全力で家事とかやるし、産後なんでもするから。」「え、だって向こうで産むってことは○○(長女)どうするの?」「連れていく・・・よな。」

とにかくもう色んな考えが頭に浮かぶも、言葉にできず黙り込んでしまった自分。

「やっぱり・・・イヤ?」

・・・正直イヤでしかありませんでした。

けどそんなこと口にできない。「ちょっと考えさせて欲しい」と言うのがその時の僕には精いっぱいでした。

 

大事なのは妻の心と身体

離れて暮らす不安

少し時間をあけると、頭にあったのは2つの気持ち。

  • 長女と離ればなれに暮らさなければいけない
  • 次女を誕生からずっと見続けたい

少しずつ言葉を覚え、とーたん、とーたんと懐いてくれる長女。可愛くて可愛くてしょうがないんです。いやマジで。

その長女と離ればなれにならなきゃいけない。しかもはっきりと「いつまで」ってわからないわけですよ・・・。まだ「この日まで」って期日があればなんとか耐えられるかもしれない。無期限なのは精神的にきつすぎる。

そしてもう一つ。こちらのほうが個人的に深刻な問題。それは、

長女のときのように次女を、産まれた瞬間からずっと見ていたい。里帰り出産となると産まれてから2ヶ月くらいは一緒に暮らせない。そうなると、次女に対しても長女と同じようにちゃんと愛情が持てるのか不安・・・

という思いがあったのです。

妻の想い

何日かして、妻が改めて聞いてきました。「この間の話、考えてくれた?」

僕の脳内ではなんとなく「覚悟はできた?」と変換されていました。そうなんです。頭の中ではずっとわかっていたんです。今回は実家で産むべきだって。それが妻にとっても僕にとってもベストな選択だって事実を。

長女出産のときは、妻母がはるか遠くからお世話に来てくれてました。1ヶ月もの長い間。

妻実家にはお祖母ちゃんがいます。妹と弟もいる。そう何度も、お義母さんに甘えるわけにはいかないのです。なにしろ鳥取と長野ですから。高速道路で行くと、間に県を何個通過しなければいけないと思いますか?

岡山 → 兵庫 → 大阪 → 京都 → 滋賀 → 岐阜 → 愛知 もっかい岐阜 ・・・合計で、のべ8府県ですよ。

更に2年前(長女出産時)よりお祖母ちゃんの体調が落ちてきてるため、そうそう遠出はできないと妻母。

妻も相当悩んだようです。できることならこっちで産みたい。家族が離ればなれになるのは辛い。でも、こんなに長い時間、実家で過ごせるのはこれで最後かもしれない。

妻のそんな覚悟を聞かされ、ようやく一番大事なことに気付いた僕は、本っ当にアホです。大アホです。そう、一番に考えなければならなかったのは、妻の気持ちと身体のこと。

寂しいなんて言ってられない。とにかく妻がベストな状態で赤ちゃんを産めることが一番。家族みんなで頑張ろう!2013年5月末、妻と2歳の長女を長野県へ送り届け、離れ離れの生活が始まったのです。

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超スピード出産

2年前の今日、妻から連絡があったほんの2時間後、妻母からLINEが。

「今、分娩室入った」

そしてその15分後、

「産まれたよ!」との電話。

 

え?

 

生後二日目の次女と初対面

その日は居ても立っても居られませんでした。

送られてきた、産まれたばかりの次女の写真。嬉しそうに笑う妻。はにかんだ感じの長女。3人が愛おしくて愛おしくて、早く会いたくてたまりませんでした。仕事なんか手に付くはずもありません。なのにそのまま夜勤とかあ”ーーーもう!みたいな。

翌朝夜勤を終えて朝方帰宅、3~4時間ほど仮眠を取り、起き掛けすぐに荷物まとめてさあ出発!11時半に地元ICから高速に乗り、妻実家についたのが18時過ぎ。(あーコレ捕まるヤツや・・・距離700キロを6時間半ってことは時速・・・)

久しぶりに会う長女を拾い、そのまま妻の産院へ。

jijobyouin

誕生して二日目の次女を抱いたとき、僕の心配は杞憂だったことに気付きました。なんだこれこのかわいいのは!!って。

どこで産まれようが我が子は我が子。当たり前ですがw

愛情に違いが出るかもなんて、ほんとくだらない心配してたもんだな・・・と改めて自分のアホさ加減を知った瞬間でした。

jijomamakui

 

今までいろいろありました

すくすくと成長する次女。生後2ヶ月で笑顔を見せてくれ、初めて寝返りをしたのは半年後の12月、たまたま妻実家に遊びに行ったときでした。

妻実家のみんなにお披露目できてよかったです。

jijomochioi

ほふく前進も上手になり、翌年7月には初めて立って・・・。

嫉妬からかお姉ちゃんにいじめられ、これまでずっと泣かされ続けてきた次女。最近は逆にお姉ちゃんを泣かせてます。「○ちゃんの!」と言ったあと、口を尖らすのが可愛くてしょうがないw

お母さんのスマホアクセサリー(イヤホンジャックのピアス)を飲み込んでしまったこともありました。

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心配しましたが数日後、自力で排出してくれました。よかったよかった。

保育園に通うようになり、しょっちゅう風邪をもらいますが、比較的健康にここまで育ってくれた次女。これからも病気なんかに負けない元気な子に育ってほしいです。

 

2歳の誕生日おめでとう!

人一倍人懐っこい笑顔を見せてくれる次女。産まれてすぐから誰にでもニコニコするもんだからどこへ行っても人気者です。

あまりにも愛想がいいもんだからちょっと心配になってくるオヤジ。「おい・・・あまり笑顔ふりまくなよ・・・あまりの可愛さに連れ去られたらどうする」・・・ただの親バカですねわかってます。

おままごと大好き、抱っこ大好き。

父の願いはただ一つ、これからも大きなケガなく健康に育ってほしい。

2歳の誕生日おめでとう!

jijogenzai

 

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