子供を叩いた最低な親の話。子育てのイライラは良い結果を生まない

子育て

姉妹で観覧車

いきなりですが、4歳と2歳の娘たちが可愛いです。可愛くてしょうがありません。目の中に入れても痛くないとはこのことです。

書き出しから気持ち悪い親バカっぷりでスミマセン、しろうめず@ShiroUmezです。だけどもうちょっと続けますよ。

長女がお母さんに怒られてなにやら泣き叫んでいても可愛いし、思い通りにならなくて僕に大声で怒鳴ったり「もうお父さんなんて知らん!」って言われるのも可愛くてしょうがない。

次女は僕が帰宅すると「抱ーっこ」って両手を伸ばしてくるのが最高に可愛いし、言葉覚えたてでいろいろ日本語が不完全なところなんかもうたまらん。「抱っこしる!!(抱っこして)」「食べて~?(食べさせて)」等々。

そんな二人の娘なんですが、今日は長女のお話。可愛くてしょうがなかったはずの長女に思わず手をあげてしまった日のことを書いてみます。

 

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子供嫌いが治った日

子供嫌いだった自分

子供がまだいないときは、自分がここまでひどい親バカになるなんて思ってもみませんでした。というのも実を言うと若いときはかなりの子供嫌いだったんです

例えば歳の離れたいとこが居るんですが、小さいころはこいつがもう苦手で苦手で・・・。僕が中学1年生くらいのころに産まれたのかな?無垢な赤ちゃんなのに、全然可愛いと感じないんです。中学生くらいになるまで「近づくな」ってくらい毛嫌いしてました。

いや嫌いではないな。苦手なんです。もちろん他人の子なんてなおさらです。うるさいだけ。だから自分みたいなヤツが人の親になるなんて考えられなかった。なってはいけないとさえ思ってました。

長女誕生で子供好きに

そんな自分に女の子ができた日、ひとり病院からの車での帰り道、嬉しくて嬉しくて前が見えなくなるほど号泣してました。

そしてその日から子供嫌いの僕は綺麗さっぱり消えました。もうね、どの子を見ても可愛い。親フィルターってやつでしょうか?凄いもんですね。もちろんウチの子が一番可愛いけどね。

その日からずっと長女が可愛くてしょうがありませんでした。それはもう毎日、なにをしてても。次女が産まれるまでは。

 

妹が産まれてから変わった長女

待ちに待った新生活

長女誕生から2年後、次女誕生。里帰り出産のため、次女の誕生の瞬間を直接見ることはできませんでした。

次女2歳の誕生日!遠距離里帰り出産の不安もただの杞憂でした
2年前の今日、僕と妻は遥か遠く、直線距離にして700キロ離れた場所に居ました。 その日の夜の夜勤のための準備作業をしていた日中、お昼ごはんを食べ終わった12時20分頃だったかな?突然、妻からの電話が。 「陣痛始まったかも」 ...

しばらく僕一人だけ別の生活が続きます。その間妻と毎日密に連絡を取り、妻の体調・次女の様子・長女の様子などを聞き、想像を膨らます毎日。早く帰ってこないかな・・・帰ってきたらどんな生活が始まるんかな・・・。

生後2か月弱ほどでしたが、僕にとっては永遠の時間のように感じてました。早く家族と暮らしたい!

里帰り出産いつから?寂しい気持ちを乗り越えた旦那の3つの心構え
著作者: Priceless_Video 上の子が2歳になってすぐのとき、妻が実家でお腹の子を出産することを決意。 妻の実家はJRで6時間半、高速道路使って7~8時間、直線距離にして700キロ以上もある遠方です。 里帰り出...

しかしその頃から、当時2歳の長女の中で少しずつ変化が起こってたらしいのです。

700km離れた妻実家から家族が帰ってきて、待ち望んでた4人での新生活が始まりました。しかし、長女の様子がなんとなく以前と違う。前より激しくわがままを言うようになっていたのです。

娘を叩いた最低な親

言うことを聞いてくれない毎日。わがままし放題の長女。子育てがうまくいかなくて積もるイライラ・・・。

ある日次女が凄まじい大声で泣き叫びました。目をやると、長女が足で蹴っていました、まだ自力で寝返りさえ打てない次女を。その瞬間一気に頭に血が上り、気付いたときには長女も大号泣。娘の太ももあたりをパチーンとひっぱたいてしまったのです。「いい加減にしろ!」と怒鳴りながら。

その時の長女の顔と自分の気持ちは今でも忘れません。物凄い後悔に苛まれ、しばらく落ち込みました。

 

変わったのは親である自分?

長女の一連の行動が、次女に対するヤキモチからきているものだというのは頭ではわかっていました。そりゃそうでしょう、今までは両親含め周りの大人の愛情を一身に受けて育ってきたわけです。それが自分以外に向けられるのはショックだったと思います。

次女が産まれ、長女に対しいつの間にか口癖のように言い聞かせてしまってた言葉があります。それは「もう○○(長女)はお姉ちゃんなんだから」という言葉。

いつのまにか長女に対し、親が勝手に期待してしまってたんです、早くお姉ちゃんとして成長してくれることに。

そんなプレッシャーを無意識に与え続けていたのかもしれません。そう、変わったのは長女ではなく、僕ら両親だったんです。

長女はまだ2歳。今の次女と同じ年。まだまだ赤ちゃんだなぁなんて溺愛してる次女と同じ年。そのころからずっと長女に与えてしまってたストレス・・・。

 

「お姉ちゃんなんだから」は控えめに

姉として成長してくれることを期待すること自体は正直間違っていないと思うし、長女に対する接し方・次女に対する接し方を臨機応変に変えることについては僕たち夫婦の育児法としてはズレてるわけではありません。

ただ、過度の期待はストレスしか生まない。自分がそうでした。子供の頃、親の過度の期待に潰れそうになり、未成年が入ってはいけないようなお店に入るようになったり、人としてやってはいけないことを進んでやるようになってしまったり・・・。

話しがそれてしまったでござる。

姉妹二人でいるところをみるとどうしても大きく見えてしまうのですが、まだたったの4歳です。「姉だから」といってもまだまだ子供なんですよね。ふと忘れそうになるけど。

ちゃんと考えてやろう。ちゃんと見つめてやろう。週末、長女だけを連れてデートしてきます。

 

【まとめ】イライラをコントロールしたい

叩くという行為は現代の子育てにおいて、最低の行為とされています。ときには虐待という行為として位置づけられたりもします。自分が子供の頃はよ~叩かれましたわ・・・父にも、学校の先生にも。

叩くという行為を肯定するつもりは更々ありませんが、当時の大人たちは心に余裕がありました。余裕を持って叩かれてました、おかしな言い方だけど。それが子供心にわかっていたというか。

自分が娘を叩いてしまったとき、心に余裕なんてありませんでした。躾けようなんて気持ちはありませんでした。ただ単に腹が立ったから。最低です。

育児にイライラは付きものですが、なんもいいことないです。イライラしたって良い結果なんて一つもありません。なんとか上手にコントロールしていかなければいけません。

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2011年に第一子である長女が誕生。 恥ずかしながら、こいつがもう可愛くて可愛くて、それこそ目の中に入れても痛くないほど可愛いんです。 (いきなり気味の悪い親馬鹿っぷりを披露してしまい申し訳ないですが・・・) そし...

もう長女のあんな悲しそうな顔は見たくないです。変わるのは親である自分。すくすくと健全に成長していく子供を、余裕を持って見守っていきたいものです。

しろうめず@ShiroUmezでした。

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