備忘録的に、現在使用しているデスクトップパソコンのスペック等を、記しておきたいと思います。
2014年4月9日、WindowsXPのサポート期間が終了するという事で、4月頭に買い替えを決断。せっかくの機会だったので、今後のメンテや拡張性を考え、初めての自作に挑戦する事にしました。
自作PCのコンセプト
コンセプトは、とにかく安く!使いまわせるパーツは使いまわす!けれども最低限の事はできるように。待てよ、子供たちをビデオ撮影して編集くらいはできるスペックは必要か、いやどうせならかる~いオンラインゲーム程度はできるようにしとこうか・・・と、いつのまにやら希望が膨らみ・・・。
致命的に機械音痴な自分ですが、幸い何人か自作してるヤツが同僚にいたので、色々とアドバイスを受けながら構成を決めていきました。自作経験者の方ならわかると思いますが、この時って最高に楽しいですよね。
さて、パーツが決まり、次に気を付けた事。それは、値段が安い事は一番だけど、なるべく同じショップでパーツを揃えるという事。僕の生息地はそれはもう人口密度の低いド田舎なもので、物理的にPCショップというものが近所にありません。なので基本的に全てのパーツはオンラインで購入しなければならんわけです。
送料に気を付けなければせっかく価格.comで最安値のものを探しても、あちらこちらのショップから注文してしまうと送料が高くついてしまうのです。
スペックと購入したパーツショップ
SSD ASP600S3-128G \7,770
電源 (KEIAN)Bull-MAX KT-520RS \3,580
メモリ Castor LoDDR3-4GB-1333 \4,158
ケース (zalman)Z9U3 \5,618
OS Windows8.1 \11,962
マザーボード H87-PRO \10,670
CPU Corei5 4440s BOX \20,252
合計 ¥64,010 税込 \69,130也
※価格はいずれも2014年4月時点のものです。PCパーツは流通状況や為替等により価格変動が大きいので、参考程度に留めて頂けたらと思います。
安さだけを追求した自作PC
見る人が見ればわかる、なんとも残念なスペックです。ただ、今回のコンセプトはとにかく安さ!
とりあえずでいい、後で必要になったらその時に欲しいパーツに交換・増設すればよい!というわけで。
ちなみにHDD(ハードディスク)とブルーレイドライブは前PCからの使いまわし。グラフィックカードは後で必要になったら知人に安く売ってもらう約束をとりつけました。よっしゃ、これで完璧!
しかし、このコンセプトのせいで、この後とんでもない地獄を見ることになるなんて、この時の僕は知る由もなかったのです・・・。
注文から二日後、無事全てのパーツが納品完了。
近所の書店で購入した自作PCのハウツー本を開き、早速製作に取り掛かる事に。
これ系の本を読んでると、何故か「これ簡単じゃね?」って気になってくるんですよね。初めてなのでなんの根拠も無いのに、本を読んでるだけでその気になってくるという・・・。
なんにしても楽しい時間です。
自作PC手順
まずはマザーボードにCPU、CPUクーラー、メモリを取り付ける
- 静電気に気を付け(出来れば静電気対策用の手袋を装着)マザーボードを袋から取り出す。
- 作業がやりやすいようにマザボの空箱の上に入っていた袋を敷き、その上にマザボを置く。こうすることで静電気対策にもなる。
- CPUソケットのレバーを持ち上げ、CPUの切り欠きとソケット部の突起に合わせてCPUを慎重に置く。
- CPUソケットのレバーを下げカバーをする。この時、カバーのストッパー部分がロックの下にちゃんと入るように確認。
- 四隅のピンの向きに注意しながらCPUの上にファンを乗せ、ピンを押し込む。CPUクーラーの電源ケーブルコネクタをマザボの「CPU_FAN」端子に接続する。
- メモリスロットのツメを開き、メモリを差し込む。しっかり奥まで差し込むと、ツメが自動的に閉じてロックされる。
電源ユニットのメイン電源コネクタをマザボに接続。モニタを仮に接続し、BIOS起動テストをする
- この時点で無事BIOSが起動しなかったら大問題。CPUやメモリの取り付けが間違ってないか等確認する。もし異常がなければパーツの初期不良を疑わなければならない。その場合、以前使用していたPC等の同パーツを替わりに装着し、マザボ・CPU・メモリ・電源のどこが異常なのかを特定し、交換しなければいけなくなる。
ここでBIOSが起動しなかったら結構心が折れると思います。。。幸い自分の場合は異常無しでした。
- ちなみにこの時点ではまだケースに取り付けていないので、電源スイッチの替わりにマザボの電源部分の端子をドライバーあたりでショートさせれば電源がonになる。
ケースに電源ユニットとマザボを取り付ける
- 一旦、テストの為に接続していたメイン電源コネクタやモニタを外す。ケースに電源を取り付けネジ止め。
- マザボを取り付ける前に、ケース背面のパネルを内側から取り付ける事を忘れずに。
- ケースにスペーサーを取り付け、マザボを設置。取りあえず四隅をネジ止めし、仮固定。
- 手順や位置を間違えないように、説明書等を見ながらケースとマザボを配線する。特に、リセットスイッチや電源スイッチ等の細かい配線の向きに注意!
- 電源の配線をする。ここらがPCを自作するにあたって一番苦労するとこですね。とにかくマニュアルをよく読みながらする事!
SSD、ブルーレイドライブを取り付け、SATAケーブルでマザボに接続
とりあえず完成!
あとはモニタやキーボード、マウスを繋いでOSインストール。
しかし、子供が寝静まってから作業を開始し(22時くらいだったかな?)、ここまでやっとのことで終えたのが日が変わって午前2時過ぎ!さすがPC自作初心者。一つ一つの作業に緊張してしまって、えらい時間かかってしまいました。そんなこんなで2014年4月12日、僕のNEWマシンが完成したわけです。
現在のmyマシン
ここで、今現在(2015年1月時点)のこのマシンの画像。
違いがお判りでしょうか?
そう、グラフィックカードが付いちょります。あとはメモリとSSDも増設しました。
そしてもう一つ。 電源ユニットの換装。
これからPCの自作をお考えの方がおられましたら生意気にも一つだけ、アドバイスをさせていただきたい。
それは、いくら安く済ませたくても電源ユニットだけはケチらずいい物を選びましょう、という事です。
何を隠そう僕が最初に組んだ電源ユニット、爆発しました。
それはまた・・・別の、話。
(追記2015.5.26)電源ユニット爆発の記事追加しました。