屋外か室内か?自分で工事するLANケーブル配線方法(再考編)

PC・ネット

屋外か室内か?自分で工事するLANケーブル配線方法(準備編)の続き記事です。

  • 引越し先である実家が未だインターネット環境が整っていないので、地元CATVプロバイダに申し込み、現在工事待ちである事
  • LANケーブルを室内配線しようとすると距離が長いため不格好になってしまうので、思い切って屋外配線をしようと決めた事

などを前回の記事にて書いたのですが、ここに来て再び悩んでしまいました。

やはり屋外用LANケーブルの価格が割高である点がどうしても引っかかってしまい・・・、もう一度配線方法を再考してみる事にしました。

 

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もう少しリーズナブルに配線したい

屋外を這わせる場合の正確な距離を、1階モデム設置予定スペースから2階PC部屋まで、スケール片手に黙々と測ってみました。

余裕無しで21メートル。

屋外用LANケーブル、10メートル単位でしか売っていないようで、20メートルの次が30メートルなんですね。

20メートル物が5,000円弱、30メートル物がおよそ7,000円。

・・・この差はデカい!どうしてもデカい!

あと2~3メートル短ければ2,000円以上も安くなるのに・・・って、筋金入りの貧乏性、いや貧乏そのものの僕はどうしても思っちゃうんっすよね。

最初に屋外を配線しようと思い付いた時点では「なんていいアイデア!」「この発想ははなかったは」なんて一人で感動したのに。

一晩寝て冷静になってみたらコレですよ。

まぁ冷静になるのは良い事ですけど。

室内配線なら長く見積もって30メートルとしても、2,000円程度で購入できてしまうのです。

3.5倍ですよ!

頭の中が煮詰まってしまったので、同僚数人に相談してみる事に。

 

三人寄れば文殊の知恵

余談ですが、僕という人間は基本的に他人を信用していません、唐突ですが。

何しろ子供の頃から悩み事を他人に相談して、解決したり役に立った思い出が一つも無い!

・・・とまでは言いませんが、親にしろ友達にしろ恋人にしろ、悩みがあったら相談してねなんて言うもんだからいざ相談してみても、具体的な解決方法をアドバイスしてくれるわけでもなく、あぁ相談してよかった!なんて思った記憶が非常に乏しいのです。

今にして思えば、原因は僕自身が言葉足らずだったりするからなのかもしれません。

なんにしてもそんな性格なものだから、他人に相談するという選択肢を基本的に持たない人間であるのです。

あっ!だからか。友達少ないのは・・・(涙)
しかし当然ですが、奥さんの事は信頼しています。あ、聞いてない?

余談の余談ですが、人をあまり信用しないからこそ、マルチ商法に騙される人に対して信じられない気持ちを抱いたり、物心ついた頃からカルト宗教に苦手意識を持ったりしたのかもしれません。

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さて前置きが長くなってしまいました。

そんな僕が、今回の件について同僚に相談してみたって話ですね。

一応わが社の業務内容は光ケーブルを主体とした通信工事業なので、パソコン関係やネットなどにそこそこ詳しい奴らが揃ってると思うんです。

パソコンを自作してるヤツも多いですしね!

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で、3~4人で雑談している時に何気なく自宅LAN工事について話してみたところ、同僚の一人が口にした一言に度肝を抜かれたのでした。

「壁の中通せば?」

・・・!?

おおお!そうか!・・・その手があったか!

思わず声を上げた瞬間でした。

基本、電柱から電柱へケーブルを架線していく外作業がメインなんですが、たまに企業や個人宅に専用のケーブルを入線する宅内作業が入ってくる事があるんです。

そんな時、場合によっては部屋から部屋へ、1階から2階へ等々壁や天井・床下を配線するのは割と当たり前にやっているわけで。

何故思い付かなかったのだろう・・・。

普段ボケーっと口半開き状態で仕事しているせいでしょうか。全く頭にありませんでした。

それを同僚がいとも簡単に。いやー、喋ってみるもんだなぁ。目から鱗でした。

これからはもう少し、他人を信用してみようと思います。。

 

LANケーブル壁内配線方法

そういうわけで、LANケーブルを屋外に配線する事からは少し離れて考えるとして、どうやって1階から2階へ、壁内を配線するのかと言いますと・・・。

ズバリ、電源などの壁埋め込みコンセントを利用する方法です。

コンセント本体を外すと、割と大き目の穴が開いているのが分かります。

手順としては、2階PC部屋の壁コンセントを外し、真下に位置する1階の壁コンセントも外す。2階から、通線用にオモリを付けた紐などをスルスルと垂らし、1階でキャッチ。

あとはコイツにLANケーブルを付けて引っ張ってやれば、見事に貫通!配線完了となります。

※注意点として、絶対に感電防止対策をとってから作業を行う事!ブレーカーをオフにしてから作業にかかる事です。下手したら命に係わるので。

この方法なら当然価格の高い屋外用ケーブルを購入する必要も無くなるし、階段などを這わせたりするよりも遥かに短いLANケーブルで済んでしまいます。

う~ん、経済的!

続く・・・屋外か室内か?自分で工事するLANケーブル配線方法(壁内施工編)

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