こんにちは!しろうめず@ShiroUmezです。
タバコをやめてそろそろ丸7年になるのですが、今日は、喫煙者vs非喫煙者で楽しかった同窓会が真っ二つになったときのお話をしてみたいと思います。
真っ二つといっても言い合いや喧嘩をしたわけではありません。ただただグループが二つに割れてしまい、残念なコトになったってだけのお話。
タバコで割れた同窓会
初めての同窓会(三十路)
中学卒業以来一度も開催されたことがなかった同窓会が、突如行われたのがちょうど三十路のとき。今から8年くらい前。幹事曰く、「三十路は節目だし、全くといっていいほど今まで交流がなかったのでここらで集まろうかと」いうことでした。
学年の半数くらいきたのかな?第一回同窓会は、それはそれは楽しい宴となったのでした。
当時僕はバリバリの喫煙者でしたが、田舎なもので我が同級生たちは男女とも喫煙率が高く、特に誰も気にすることもなく吸っておりました。
真っ二つに割れた35歳の同窓会
5年毎に開催しようということで、35歳の年の夏、2度目の同窓会が行われました。
参加者は三十路の第一回のときよりもう少し減ってたかな?それでも前回来なかった懐かしい顔もあり、昔話に花が咲きましたね。
余談ですが、同窓会ってマジで楽しい。社会人になってからできた友達ももちろんいますが、同級生ってまったく別物。だって何十年も会ってなかったのにみんな当時のあだ名で呼び合ったりして、昔となにも変わらないんですよね!
全く対等な立場だから変に気を遣うヤツもいないし、当時のノリのまま、結婚しただの子供できただの聞いてびっくりしたり。同窓会ならではの楽しさがあります。
気付くと人数が半分に・・・
さて、35歳の同窓会。宴もたけなわ、ぼちぼち酔いがまわってきた頃にふと気付いたんです。
あれ?人数減ってね?てか2/3くらいになってね?
隣に座ってるヤツに聞くと、「知らんwwwギャハハwww」って完全に出来上がってる・・・。まぁいっかと、残ったみんなと盛り上がってたんですが、一人・また一人といなくなっていく。
気付くと部屋の中は最初の半分くらいになっていて、自分の他にも「あれ?みんなどこ行った?」と不思議がってるヤツもチラホラ。
その頃には真っ赤な顔になってた僕は、友達と二人で夜風に当たろうと外に出たんです。すると、広めの玄関ホールに居なくなった半数の同級生たちが!もくもくと白い煙の漂う中で、もう一つの宴が行われていたんです。
そう、部屋から消えたのは全て喫煙者たち。中は非喫煙者、外は喫煙者で見事に分かれてしまっていたわけです。
「お前らどうしたん?こんなところでw」という僕に、「だって、なんかわりーじゃん」と申し訳なさそうに答える同級生(煙)。「部屋戻ってこいよー、つまらんし」と声をかけるも、宴は最後まで真っ二つに割れたまま終わってしまったのでした。
二つの同窓会、タバコ一つで何故ここまで違うのか
第一回の三十路時同窓会と第二回の35歳同窓会、タバコひとつでなぜこんなに違うものになってしまったのかを考えてみました。
肩身が狭くなった喫煙者
第一回同窓会が行われたのが平成18年、第二回が平成23年。それぞれの我が国全体の喫煙率のデータが見てみます。(※成人喫煙率(厚生労働省国民健康栄養調査)より抜粋)
平成18年における30代の喫煙者割合は、男性53.3%・女性16.4%。
次に平成23年の30代喫煙者率。男性は43.9%・女性は16.6%。
女性の喫煙割合は変わりありませんが、男性はなんと10%も喫煙者が減少していたのです。
更に世は嫌煙が、ブームを超えてもはや常識化。タバコなんか吸ってようものならたちまち白い目で見られてしまうほどの凍てついた空気。この風潮は今後益々広がるものと思われます。
たった5年で10%も減少してしまった30代喫煙者。ちなみに全ての年代のなかでも減少率ナンバー1です。
同窓会で、喫煙行為が肩身が狭くなってしまったのも納得ですね。
自分がKY野郎なだけだった
もう一つ考えられるのはコレ。自分がただ単にKY野郎で、三十路のときの同窓会も他の喫煙者は外に出て吸っていたのに、自分だけ我が物顔でタバコをふかしていてそんなことまったく気付かなかった可能性。
なにしろ三十路のころは偉そうでしたから。
https://www.kangaeruoyaji.net/post-3033/
けどいくらKY野郎でも宴会部屋の人数が半分に減ったらすぐに気付きますwということでこの説は却下。僕がKY野郎ということ自体却下。
【まとめ】喫煙者と非喫煙者の争いは無くならないけど・・・
喫煙者と非喫煙者がお互い相容れないことなんて、僕が今更語る必要もありません。2ch某板でそれ系のスレがたつと、喫煙者vs嫌煙者でたちまちスレは真っ二つ。恐ろしいほどの罵り合いが展開されるのはずっと昔から。もはや様式美。
かくいう自分もタバコをやめた当初は、それはもう吸いたい欲求を必死で消し去ろうと、喫煙者がいる場所には全力で近づかないよう意識してました。(あの頃は完全にパチスロやめられてたのになぁ・・・(遠い目))
しかし今は違います。真隣でぷかぷかとタバコふかされようと何とも思いません。いや何とも思わないはウソですゴメンナサイ。
多少臭いが気になったりはしますが、少なくとも久々に会った旧友との楽しい会話を中断するほどタバコを嫌がったりはしない。だから同窓会が真っ二つに割れたことは非常に残念な気持ちになったんです。
もちろん、部屋に残った非喫煙者組のなかには「あ~あいつら出ていってくれてせいせいしたわ~喫煙者なんかこの世から消えてしまえばいいのに~」って思ってたヤツだっていたでしょう。それはそれで、考えは人それぞれなのでいいと思います。
でもやっぱり、5年に一度の楽しい同窓会。そんなときくらい喫煙者も非喫煙者も分断されることなくワイワイやりたかったな~と、思うんだけど解決法が見出せずモヤモヤしてみたりして。
卒煙者の一人、しろうめず@ShiroUmezの、ただのボヤキでした。では以上です!
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