常識破りの就職(転職)面接体験談。驚きの追加面接内容とは?

仕事

就職面接

こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。

転職(中途)にしろ新卒にしろ、どこの会社にも面接ってありますよね。履歴書をきちんと書いて正装をし、正しいマナーを守って挑む就職面接。

僕もこれまでに結構な数の企業・会社の面接を受けてきましたが、その中で、とんでもない痴態を晒したくせに合格・入社できてしまったという経験がありました。

今日はその時の面接体験談を思い出しながら書いてみようと思います。就職面接はマナーももちろん大事だけど、時にはぶっちゃけるのも大事かもよ?というお話。

 

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とある自動車部品販売店の就職面接

20代前半の頃、既に何社か入退社を繰り返していた僕。もともと建築の分野の専門学校を卒業していたのでそっち方面の企業を渡り歩いていたんですが、思うところあり路線変更。今までとは畑の全く違う、自動車関係のとある会社の面接を受けたんです。

競合店の少ない新興企業

その会社は自動車のガラスを専門的に取り扱う、設立から10年程度の新興企業。

新興企業と言っていいのかはちょっと微妙なんですが、同地域の競合店はわずか1~2社しかなく、規模は小さいけどこれから伸びていきそうな勢いのある会社でした。

面接希望の連絡を入れた後、後日面接。緊張しながらも気合いを入れて、ネクタイしめていざ出陣!

綺麗な事務のお姉さんに通された部屋は社長室でした。

面接内容は至って普通の面談+筆記試験

当時40代後半くらいかな?背が低く、白髪交じりの初老といった風貌の社長。ただ、物凄い勢いを持ったというか、とにかく元気な方だなぁというのが第一印象。

「そうかそうか、君がしろうめず@ShiroUmezくんか!ガハハ、では宜しくお願いしますよ!」

とても大きな声で、豪快な印象を受けました。

でも、面接は至って普通の形式通りの内容。当時既に面接でのプライバシーの問題などが持ち上がりつつあった時代であったためか、当たり障りのない、もうほんっと普通の面接でした。

簡単な一般常識問題の書かれた筆記試験をし、とりあえず面接終了。あとは後日の合否連絡を待ってくれとのことで、その会社を後にしようとしたその時、不意に社長さんに呼び止められたのでした。

社長「しろうめず@ShiroUmezくん、今夜はなんか用事入ってる?」

僕「はい!?いえ、特にありません。」

社長「では軽く食事でもしませんか?」

・・・え?

 

一風変わった追加面接

断ってくれても全然大丈夫、面接の結果に影響はしない。ただ君のことがもう少し知りたくなった、興味を持った、と。そのような事を言われました。

その時どう思ったのか、もう今から15年以上も昔のことなのではっきりとは憶えてません。指定のホテルの最上階、めっちゃ高級そうなレストランにて追加面接が始まりました。第二ラウンド開始!?

本番の面接内容とは

昼間から引き続いて緊張している僕に、「お酒は呑める?」とワインを勧めてくる社長。戸惑いつつも内心「おお、タダ酒が呑める!」と心躍ったのはなんとなく憶えています。

ワインを呑み、旨い食事をしながら、昼間とは打って変わってプライベートにずんずん侵入してくる社長。彼女はいるかだの、学生の頃はどんな悪い遊びをしたかだの、前の会社で気に入らないヤツはいたかだの・・・。

プライバシー問題により気を遣って思うように面接ができない昨今、面接希望者の本音や人となりがわかりにくいと嘆く企業も多いと聞きます。

なるほど、これが・・・今が本番か。

そう気付いたときには既に遅し・・・。若かった僕は、乗せられるまま乗せられ、勧められるまま勧められた酒をがぶ飲みし、その頃にはほぼ泥酔状態。

あとの記憶はありません。

 

驚きの面接結果

見知らぬjkとの朝

翌日目を覚ますと知らない部屋。布団の上で、ここはどこ?私は誰?状態で固まっていたところ、突然部屋に入ってきた女子高生。・・・女子高生!?

女子高生ってのはアレですよ、jkですよjk!(当時jkなんて呼び方まだ無かったけどw)何故僕は見たことも無い寝室で、見たことも無いjkと二人きりに・・・はっ。

これあれだ、捕まるヤツや。

どうしてこうなった・・・。というかどうせ捕まるならもうちょっと色々と・・・いやそもそもなんで何も憶えてないんだどこかワンシーンだけでもいいから憶えとけよ俺の馬鹿野郎、とグルグルと走馬灯のように回る頭の僕にjkが一言。

「謝ってよ」

・・・はい確定。俺逮捕。くそっ、せめて内容を憶えていたかったぜなどと思いつつ、俺氏素直にごめんなさい。と、その時突然部屋の襖が開いた。

「おう、起きたか!?」

見ると昨夜の社長でした。もう頭のなか「???」ですよ。

後日談

ここからは社長の話。

どうやらホテルの最上階レストランにて泥酔した僕は、その後ロビーに降りてタクシーに乗って帰ろうとするも乗る前に嘔吐。数歩歩いて路上に座り込み、大爆笑。見かねた社長がタクシーに力ずくで僕を乗せ、社長宅へ。

社長宅にて、深夜にも関わらず大声で笑い続ける僕。水を飲ませてくれようとした社長の娘(jk)に対し、「ブス」だの「や○せろ」だのとんでもない暴言を放つ僕。そのうち意識を失い、撃沈。

・・・やっちまった。これ完全アウトじゃねーか。

意気消沈して、再度土下座をしようと姿勢を正した僕に対し、社長、「君は面白いヤツだな。明日から会社来れるか?」

まさかの合格でした。

 

【まとめ】本音や本性を知りたがってる面接官は多い

後日社長に訊いたところ、酔わせて本音を語らせたかったということでした。今だと色々と問題になりそうな部分が多々あるお話ですが、全て実話です。

就職面接ではただかしこまって、事前に用意したテンプレ通りの文言しか喋らず、機械のように取り繕うだけが正しいスタイルではないのかもしれませんよ?というお話でした。

機械的な受け答えではなく、あなたの本音や本性を知りたがってる面接官は、意外と多いかもしれませんよ?

まぁ僕の例は極めて特異であるような気もしますけどね。

では以上です、しろうめず@ShiroUmezでした。

ちなみにその数か月後、色々あってこの会社を辞めました。余談ですが。

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