こんにちは!しろうめず@ShiroUmezです。
僕は現在38歳、妻と娘が二人います。仕事は今でこそ落ち着いていますが、自慢じゃないけど結婚前は何度も何度も転職を繰り返していました。
高校卒業後、2年間の専門学生時代を経て、20歳で社会人デビュー。それからたった3年間で(アルバイト含めて)7社も会社を転々としました。最終的に23歳のときに入社した今の会社に落ち着き、今年で16年目になります。
今日はそんなオッサンから、会社を辞めたいと悩んでる若者たちに一つ、上から目線でアドバイスをしておきたい。
会社辞めたい?人間関係が嫌だ?俺には今の仕事向いてないかもしれない?・・・そうか。
なら辞めろ。とっとと辞めろ!君がいるべき場所はそこじゃない。若いうちはいろんな事やって、知識と技術を身に付けて経験を上げるべきだ!というお話。
会社を辞めることばかり考えながら出社していた若かりし頃
社会人としてデビューしたばかりのハタチの僕は、正直仕事や会社のことなんて何一つ知らない世間知らずのあんちゃんでした。
というのも学生時代にアルバイトをした経験もなく、働くということについて凄く後ろ向きだったんです。
そんな甘ちゃんだったおかげで、最初に入社した会社の時点でもう根を上げていました。今のあなたのように。
- 本当はこんな仕事やりたいわけじゃなかった
- 上司の○○、あの野郎マジでムカつくいつか絶対ぶっ○したる!!
- あーーー会社辞めたい
毎日毎日頭の中そればかり(今でもあまり脳内変わってませんが・・・)。で、最初入った会社はあっさりと8カ月程度で辞めてしまいました。それから職を転々とする人生が始まったわけです。
辞めたきっかけやそのときのいざこざなども書きたいところですが、それはまた別の機会にお話しするとして、今日は僕が色んな仕事をしてきたことによって得た技術や知識について書いてみます。
転職を繰り返して身に付けた知識と技術
僕が転職によって様々な職種を経験してきた結果得た知識や技術のなかで、とくに生活に役立ちそうなスキルだけに注目してみたいと思います。
自動車の簡単な修理や内装のカスタムなどができる
まずは車関係。車のガラス修理やカーフィルムを専門的に扱う会社にいたことがあります。ガラスの修理はさすがに専門の工具がないとできませんが、カーフィルム(スモークってやつですね)を、上手に折れなくしわなく貼ることができます。
それに伴い、内装(ドアやインパネ)内貼りの外し方なんかも知ってます。おかげでカーオーディオやスピーカー、ETCのカードリーダー程度なら自分で装着できます。
車検屋にいたこともあります。よって、簡単な修理(といってもタイヤ交換、エンジンルームの基本的な部分(バッテリー・ヘッドライトのバルブ・ホーンなど)の交換程度)なら可能です。
平日休みがあれば、自分で車検を通すことも今でもできるかもしれません。(※10数年前に一度やったきりなので、ちょっと自信がないw)これ、またいつか実行して、ブログにのっけたいなぁ。
引越しのアルバイトにて重いものや大きいものを運ぶコツを覚えた
たぶん日本一有名であろう引越し屋さんで、一年で一番忙しい繁忙期にアルバイトをしていたことがあります。
おかげで、ピアノや冷蔵庫など、大型で重いものを運ぶコツを知っています。ただしもちろん一人では運べませんがw
この辺のノウハウは、今年の春に引越しをしたときに非常に役に立ちました。
(※その辺りの事があまり記事には活かせてないですが・・・)
建築物の内部構造を把握している
高校卒業後2年間専門学校へ通ったと書きましたが、建築の専門学校です。卒業後、2社の建築工務店に勤務していたことがありました。
そこで、建築物の内部構造を覚えました。といってもかなり大雑把ですが^^;
おかげで、次の項でも書きますが、現在の仕事(光ケーブル施工会社)にて、宅内配線や壁内配線をする際に役に立つ知識と技術を身に付けました。
LANケーブルの配線方法は完璧
インターネットをするためにはADSLやCATVなどのブロードバンド環境が今やどこの家庭でも一般的ですが、僕が現在勤めている会社はそのなかの光ケーブル(FTTH)を取り扱っています。
主に企業向けですが、個人宅の配線もたまに請け負います。
そのおかげで、個人宅でのLANケーブルの配線なら完璧にできます。前職の建築系との知識を合わせ、壁内、天井内を自由自在に這わせることができるので、LANケーブルを表に出さずに目立つことなく配線ができます。
人間関係においてのスルー力を身に付けた
転職を繰り返して得た一番の技術はこれかもしれません。人間関係においてのスルー力を身に付けた事。
一番の技術でもあり、転職を繰り返すことになった原因もコレですがw
現在努めてる会社は、はっきり言ってブラックです。給料や保障面の話ではなく、人間的にブラックであるということ(!?)もうね、人権無視です。あまり言うとめんどくさそうな人が沢山来そうなので書きませんが。
今でこそ労働中の災害や事故などが重んじられるようになり、過去のようなことは無くなりましたが、僕が入社した当初はそれはもう荒々しい人間ばかりで・・・。電柱の上から罵声と共にペンチやモンキーが飛んできてましたからね。
こんなところによく15年以上もいるわと我ながら・・・あれっ?勘違いしないでくださいよ!僕はそんな野蛮なことしませんよ?
【おわりに】若いうちは転職して経験を上げるのもアリだよ
これらのスキルは言うまでもなく、転職を繰り返すことによって得たものです。
20歳で入った最初の建築工務店に、例えば辞めずに今でも居続けていたら・・・。当然ながらここまで書いてきたことは全て経験できていません。よって、知識や技術も何一つ身に付いていないはず。
ただ、建築の専門家にはなれていたことでしょう。それはそれで素晴らしいことです。何故なら、転職を繰り返してきた結果僕が得たもう一つの知識として、「継続は力なり」というものがあるから。
続けることは素晴らしいです。スペシャリストになれます。そのことについて全く否定する気持ちはありません。でも僕は、継続をしなかった。なのでもし転職をしなかったらどうなっていたかなんて、実際のところわかりません。
さて、今の会社を辞めたいと悩んでいるあなた。仕事が手につかないほど悩み、その会社に魅力を感じずただイヤイヤ通ってるようなら、思い切って辞めてみたら?
若いうちは、納得のいかないまま同じ会社に居続けるくらいなら、転職して様々な知識や技術・経験を身に付けた方がよっぽど生産的ですよ!
ただ、家族ができると簡単には動けなくなりますよ。自由に動けるのは今のうちだぜ?
では以上です、しろうめず@ShiroUmezでした。
コメント
こんにちは。
若いうちにたくさん失敗して、経験を積むのは、私もよいことだと思います。幸福なことに、天職に就ける人はそう多くはなさそうですもんね。
でも、嫌々毎日仕事するくらいなら、可能であれば職を変えていくというのもアリかなと思います。
結局は、人生の気張りどころをしっかりと見極められる力を、子ども達には身につけて欲しいですね。
gontomoさん
コメントありがとうございます。
歳をとればとるほど転職も難しくなってしまいますからね。
若い人は、自由に動ける若いうちに、色々チャレンジしてほしいものですね。